統計的な? 数字に騙されないための10の視点 STATISTICALダウンロード

統計的な? 数字に騙されないための10の視点 STATISTICAL

strong>本, アンソニー ルーベン

統計的な? 数字に騙されないための10の視点 STATISTICALダウンロード
によって アンソニー ルーベン
4.8 5つ星のうち20 人の読者
ファイルサイズ : 28.94 MB
内容紹介 経済成長率、有効求人倍率など公的な発表から、メディアごとにまちまちな内閣支持率、はたまた街の商店の割引率まで、生活の中で目にする様々な「数字」。しかし、その数字は真実でしょうか? 統計データや世論調査などに潜む、私たちを騙そうとするもっともらしい数字の真偽を見抜くために必要な視点を、英BBCで初めて統計部長を務め、現在はファクトチェックのトップとして活躍する著者が、痛快かつ明快に解説します。 内容(「BOOK」データベースより) 統計データ・世論調査・確率・平均…数字は嘘を吐かないが嘘つきは数字を使う。英BBC初の統計部長にしてファクトチェックの現役トップが明快に解説! 商品の説明をすべて表示する
統計的な? 数字に騙されないための10の視点 STATISTICALを読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
ます書籍体裁は、原著同様に論文調の活字に埋め尽くされた250頁程の単行本で、一応テーマ毎の箇条書きにはなっていますが、隙間時間に少しずつ読み進めるのは、ちょっと辛い感じの参考書です。著者は、民間企業出身の統計専門家であり、日本で言うならメディアが実施する「世論調査」等に近い物を根拠とし、各種分析提案をされています。その内容は、タイトルに「騙されないため」とある通りに、意図的に操作される事もある、統計値の絡繰りを暴露していると言え、その見抜き方を教授されています。具体的には、世論調査でよく耳にする「最大、平均値、記録的」や「失業率、経済損失、視聴率」等と言う定型極を示し、それらの具体的な算出方法に触れ、その中に人為的な操作が可能な部分を指摘して、それぞれの値に裏がある事を示唆しています。また、著者がメディア出身の方なので、その事例を挙げて解説されている場合が多いのですが、報道分野ならではの視点から危険性を指摘されているので、庶民的な感覚に寄り添った解説であり、論文調でも解り易いです。ただ、事例が欧米での出来事中心となっているので、日本人視点だと若干馴染みが無い場合が多く、そこだけが判り難さに繋がる隘路は少しあります。総じて、国&行政&企業が自らに優位となる統計値を示している可能性を指摘し、それらに踊らされない知識を得られる参考書と言え、日本においても十分役立つ内容と感じましたので、内容の濃密さを評価して☆×5とします。

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