学問のすゝめ (講談社学術文庫) pdf無料ダウンロード

学問のすゝめ (講談社学術文庫)

strong>本, 福沢諭吉

学問のすゝめ (講談社学術文庫) pdf無料ダウンロード
によって 福沢諭吉
3.5 5つ星のうち245 人の読者
ファイルサイズ : 21.25 MB
天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず。近代日本を代表する思想家が説く、国民の精神革命。自由平等・独立自尊の理念を掲げ、西洋的「実学」を奨励する不朽の書に、より多くの読者が親しむことを企図し、本書は流麗な文語調の原文に長年の研究成果を結実させた丁寧な語釈・解説を付した。国際社会の中の日本、日本人のあり方を考えるうえで、いまなお重要な指針を示す現代人必読の一冊である。(講談社学術文庫)
以下は、学問のすゝめ (講談社学術文庫)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
1)<丹心とは?>:「赤心(せきしん)」という用語の定義を再確認するために国語辞書をひいた。類語として「丹心(たんしん)」があげられている。「丹心」という用語に私は馴染みがない。用法の事例文として、福沢諭吉「学問のすすめ」から引用されていた。どういった箇所で「丹心」を福沢が使っているか、気にかかった。Kindle在庫本から「学問のすすめ」をパラパラ再読し、「丹心」を探したが、見つけきれなかった。仕方なくデジタル力に頼り「丹心」で検索。二箇所でヒットした。2)<「丹心」の福沢用法>:第一の検索箇所が、「四編 学者の職分を論ず」で、次のように使われている。「青年の書生わずかに数巻の書を読めばすなわち官途に志し、有志の町人わずかに数百の元金あればすなわち官の名を仮りて商売を行なわんとし、学校も官許なり、説教も官許なり、牧牛も官許、養蚕も官許、およそ民間の事業、十に七、八は官の関せざるものなし。これをもって世の人心ますますその風に靡き、官を慕い官を頼み、官を恐れ官に諂い、毫も独立の『丹心』 を発露する者なくして、その醜体見るに忍びざることなり。」第二の検索箇所が、「十七編 人望論」で、次のように使われている。「されば人間交際の要も和して真率なるにあるのみ。その虚飾に流るる ものはけっして交際の本色にあらず。およそ世の中に夫婦親子より親しき 者はあらず、これを天下の至親と称す。しこうしてこの至親の間を支配するは何ものなるや、ただ和して真率なる『丹心』あるのみ。表面の虚飾を却け、またこれを掃い、これを却掃し尽くして、はじめて至親の存するものを見るべし。しからばすなわち交際の親睦は、真率のうちに存して、虚飾と並び立つべからざるものなり。」3)<福沢用法に感嘆>:ここで、レビュアーとして内容について付け加えることはない。ただ「丹心」という用語を、福沢は伝えんとする意味をいかに効果的に表現していることか。感嘆する。<了>

0コメント

  • 1000 / 1000