交趾郡治・ルイロウ遺跡II - 2014 -15年度 発掘調査からみた紅河デルタの古代都市像 -本ダウンロードepub

交趾郡治・ルイロウ遺跡II - 2014 -15年度 発掘調査からみた紅河デルタの古代都市像 -

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交趾郡治・ルイロウ遺跡II - 2014 -15年度 発掘調査からみた紅河デルタの古代都市像 -本ダウンロードepub
によって 黄 暁芬
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内容紹介 「交趾郡治・ルイロウ遺跡」は、紅河デルタ平野に残るベトナムの国家史跡(1964 年認定)です。歴史上、古代中国郡県制の直接支配を受けた東南アジアでは稀有な地域にあたり、東アジア文化圏の形成過程を探るうえ、朝鮮半島や日本列島文化とも対比しうる重要な遺跡です。しかし、その真相究明は、時代による偏りが大きく、今なお厚いベールに包まれています。 2013年12月、本プロジェクトの研究代表者が所属する東亜大学は、ベトナム国家歴史博物館と学術協定を締結し (図1)、文科省学術振興会科研費補助金による日越共同調査、交趾郡治・ルイロウ城址の発掘調査を(平成26・27・28年度)3次にわたって継続的に行った(図2)。各年度のルイロウ発掘において、様々な新発見があり、予想以上の調査成果が挙げられました。 これら発掘調査成果は、これまで、時期不詳だった交趾郡城の盛衰を把握し、ルイロウ築城のIV期編年を初めて判明しました(図3)。発掘では磚瓦、陶磁器や冶金関連遺物など、合計約1万点を検出し、特に五銖銭、中国製の絹片、漆木器、金銅製仏像の光背片、及び南インド原産のガラス小玉など、海のシルクロードとのつながりを示すものも発見しました。 これら学術調査と重大発見をまとめて学術書(黄暁芬編著『交趾郡治・ルイロウ遺跡II-2014-15年度 発掘からみた紅河デルタの古代都市像-』総200頁、フジデンシ出版、2017年)を上梓しました。また、各年度の調査成果について、日本考古学協会、ベトナムと中国の学会や国際学術シンポジウム(図4)、そして世界考古学会(2016京都会議)にて研究発表をし、また同学術誌に掲載され、高い評価が得られました。 今年度(H29)、本プロジェクトの日越共同調査企画については、ベトナム文化部文物局の発掘調査の許可を得て上記の学術調査成果をもとに、ルイロウ内城で見つかった鋳銅や製鉄炉遺構を追跡、確定調査する予定です。
以下は、交趾郡治・ルイロウ遺跡II - 2014 -15年度 発掘調査からみた紅河デルタの古代都市像 -に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
ドローンを活用した史跡の映像が美しい。日本の大学のメンバーが長年、発掘を続けており、様々な発見があったことがよくわかる。

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