中欧の不死鳥 ポーランド不屈の千年史ダウンロード

中欧の不死鳥 ポーランド不屈の千年史

strong>本, 岡上理穂

中欧の不死鳥 ポーランド不屈の千年史ダウンロード
によって 岡上理穂
3.7 5つ星のうち2 人の読者
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内容紹介 ポーランドを知れば、ヨーロッパがわかる! かつて中欧に君臨し、繁栄を誇ったポーランド王国は、なぜ滅んだのか? 強国の狭間で国土を蹂躙され、国を奪われ、それでもなお再興の火を灯し続けた ポーランド人の強靭な精神と有名無名の人々の魂の交錯を 数々の史資料にあたり、精緻な論考をもとに描いた壮大な千年物語。 コペルニクスやショパン、マリー・キュリーなどの偉人を輩出しながら、 その実態が知られていない未知の国ポーランドの栄光、悲劇、ロマン、 革命の歴史を日本との関わりを交えながら、いきいきと描いた壮大な物語。 カラー口絵8頁、収録写真図版202点。 【日本・ポーランド国交樹立100周年記念】 出版社からのコメント 2019年は、日本とポーランドが国交を結んで100周年になります。 この一年は、日本各地で音楽祭・芸術祭などが開催され、ポーランドにふれる機会が 増えることでしょう。 ところで、国交が結ばれた1919年は、どのような世界情勢だったでしょう。 この前年1918年11月11日にドイツ軍の降伏により、第一次世界大戦が終結します。 日本は連合国側で戦い、ロシア革命後、列強と共にシベリア出兵に加わり、 約7万人もの部隊を駐屯させていました。 ポーランドは、約1世紀前に3国分割で消滅した国家を再興し、パリ講和会議をへて 125年ぶりに念願の独立を果たします。しかし、ドイツに占領されていた西側の領土は 戻ったものの、東からはソ連の赤軍が侵攻し、緊迫した状況が続いていました。 ポーランドが「ビスワ川の奇跡」とよばれる戦いで、ソ連軍の侵攻をくい止め、 真の独立を勝ち取ったのは1921年のことです。 レーニンが目指した全ヨーロッパ共産化の夢は、ポーランドによって絶たれたのです。 ポーランドは、10世紀のキリスト教への改宗以来、西欧文明の「東の砦」の宿命を背負い、 1683年にはオスマン・トルコの攻撃からウィーン包囲戦を勝利に導き、西欧を救いましたが、 まさにこの時も、その役割を果たしたといえるかもしれません。 しかし、ようやく手にした平穏も束の間、第二次世界大戦の勃発で再び国土が奪われ、 戦後は、鉄のカーテンの裏側に引きずり込まれ、私達の視界から消えてしまいました。 ポーランドが、再び私達の目の前に現れたのは、ベルリンの壁崩壊後の1990年のことです。 現在のポーランドは、NATOとEUに加盟し、共産時代に廃れていた古い町や歴史的な建造物が修復され、 以前とは見違えるほど町が美しくなり、多くの観光客で賑わっています。 本書には、歴史の大きな渦に翻弄されながらも、懸命に闘ってきた有名無名の人々の 不屈のドラマがいきいきと描かれています。 この機会に、一人でも多くの人に本書をお読みいただけましたら幸せです。 商品の説明をすべて表示する
中欧の不死鳥 ポーランド不屈の千年史を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
ドイツやロシア、フランスなどの大国に蹂躙されながらも独立を勝ち取ろうともがいてきたポーランドの歴史がわかる本です。写真や図版も多く掲載されていますので、参照しながら読めばすぐに本の中の世界に入っていけます。第一次~第二次大戦期には日本および日本人の人物とのつながりも多く語られています。日本はポーランドから暗号解読の技術を学んだのですね。驚きました。あのユダヤ人の難民に多くのビザを発行した杉原千畝もポーランドと深い関わりがありました。ただ一つ気になる点は、本の執筆の参考資料のリストと補注が一緒に巻末に掲載されていることでした。補注は数えるほどしかないのに何十もの膨大な参考資料のリストに埋もれてしまっていて、探し出すのに苦労する章も時々ありました。補注と参考資料のリストは別々に分け、補注は各章の終わりに、参考資料のリストは巻末に掲載、という風にしていただければもっと読みやすくなっていたと思います。

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