地域批評シリーズ41 これでいいのか長崎県電子ブックのダウンロード

地域批評シリーズ41 これでいいのか長崎県

strong>本, 鈴木士郎

地域批評シリーズ41 これでいいのか長崎県電子ブックのダウンロード
によって 鈴木士郎
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内容紹介 ■内容紹介(本文より一部抜粋) 本書は2014年に刊行された『日本の特別地域特別編集63これでいいのか長崎県』に加筆訂正を加え、文庫化したものである。 長崎県とはいかなる県なのだろうか。そのイメージはかなり良い。長崎県以外の九州各県は、それぞれ特徴がありつつも、イヤなイメージが思い浮かんでしまうところも多々ある。九州の顔ともいえる福岡は、その治安の悪さ(という先入観)から「修羅の国」なんていわれたりするし、その他の県はともかく田舎扱いである。 その点、長崎県はハイカラ、オシャレを筆頭に、海産物やら異国情緒やらに加え、長崎最大の悲劇である原爆投下も、復興を成し遂げた事実から長崎に好意的な見方をもたらすひとつの要素となっている。 このイメージの良さは、ひとえに歴史と地勢に基づいている。長崎の地は古くから海外への玄関口として機能した。大陸、特に朝鮮半島を経由せずに直接中国へ向かう「南路」は五島列島経由だったし、ヨーロッパ諸国との本格的にな接触は、平戸や長崎を拠点として盛んになった。特に長崎は、江戸時代を通してほぼ唯一の国際港となり、海外の先進知識の集結地となっていた。 これにより、長崎には異国情緒あふれる街並みが形成され、閉鎖性とは無縁の開放的な気質が生まれたとされている。異国の文化があふれ、開明的で自由闊達な人々、そして広い世界に繋がる紺碧の海などなど。長崎には明るくオシャレなイメージを喚起させる要素が満ちている。 しかし、このイメージはほとんど長崎市とその周辺のもの。実際の長崎県は、外から見るよりもはるかに複雑。そして統一感などまるでない。長崎はもともと、天領(幕府直轄地)や小藩が林立していたため、各エリアごとに独立性が高く、まとまりはすこぶる悪い。このため「県」としてよりも各地域ブロックごとの結束が非常に強く、平成の大合併にあたっては、ブロックごとによくまとまり、日本一の市町村減少率を記録した。 しかし、細かく見ればその過程はしっちゃかめっちゃか。今も合併時の不平不満は根強くくすぶり、マグマのごとくうごめいているという。開放的で進取の気性のイメージからはほど遠いこの現実。実は長崎県も、一皮むけばただのローカル県に過ぎないのかもしれない。 我々は、長崎県が置かれている現状と課題、その真の実力と弱点を探るべく、新たに県内を歩き回り、多くの資料を検証した。そこでみえてきた本当の長崎県とはいかなる姿だったのか、ひとつひとつ解き明かしていく。豊かな歴史と気風に恵まれた長崎の今を、ぜひ共に見つめてもらいたい。 内容(「BOOK」データベースより) 長崎県の一般的なイメージは、ハイカラ、明るい、開放的などなど。ポジティブなものがほとんどで、ネガティブな印象はない。だが、実際には問題が山積している。県都・長崎市や離島は深刻な人口減に悩まされ、地域活性化の起爆剤として期待されている長崎新幹線の整備もグダグダ。諌早の干拓問題では揺れまくり、対馬は国際問題で大変なことになっている。外面はイケているのに、内面は相当ヤバい長崎県の行く末やいかに! 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 鈴木/士郎 1975年東京都生まれ。編集者、ライター。地域批評シリーズに創刊時よりスタッフとして参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
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長崎人なら読んどくべき!これからの長崎を筆者なりの視点で考えていて、今後どうするべきか具体的な意見もあり非常に面白かったです。

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