再生医療とはなにかダウンロード

再生医療とはなにか

strong>本, 上田 実

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によって 上田 実
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内容(「MARC」データベースより) 臨床家としての眼差しで再生医療の先端を行く著者が、この分野の現状を綴る。失われた歯槽骨がよみがえり、歯胚再生で第2の永久歯がよみがえる。歯科が変わる! 希望がある! 2003年刊の改訂版。
再生医療とはなにかを読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
20年近く再生医療に取り組んできた医学者が、現場を語る。再生医療のはじまりが良く見えて、おもしろいのだ。2004年発行なので、IPS細胞が登場する前夜。1984年デンバーでの全身火傷を負った少年を助けた話がきっかけで、細胞培養と臨床治療をすすめた。培養皮膚のティッシュエンジニアリングにすすむ。出だしのアフリカガーナでのブルーリーアルサー。マイコバクテリアを起因菌とする。その対策は、腫瘍の早期切除、皮膚移植しかない。日本人の口の粘膜から、細胞シートを使って治療をする。これは、かなり衝撃的なつかみである。本の編集のうまさがあるよ。口の粘膜を培養するとランゲルハンス細胞が増殖しない。ランゲルハンス細胞は、免疫拒絶反応と深く関わっている。肌の色が、ちゃんと移植した人の肌の色になる。切除手術から再生医療へすすんでいく。臓器移植の進展。日本はなかなかすすまない。生体移植、そして人工臓器移植。クローン技術の発展、ES細胞、そしてティッシュエンジニアリング。受精卵を使用してのES細胞つくりにいく。どうしても、倫理の問題が絡んでくる。受精卵は生命であり、ニンゲンのはじまりである。万能細胞は受精卵細胞以外にどこに存在しているのか?→口の粘膜。歯胚細胞。再生医学のすすむ方向性①肝臓、膵臓、心臓などの臓器の再生②血管、神経の再生→脳の再生③骨、軟骨の再生④皮膚、角膜の再生ジョセフヴァカンティ「幹細胞、足場、サイトカイニン(細胞増殖因子)」体性幹細胞を使用する。幹細胞は、あらゆる細胞に発展。血小板は、細胞を増殖させる栄養素。→成長因子を放出する。再生医療技術を日本でどうやって発展させるのか?現在の再生医療の源流がよくわかって、好著だった。

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